高崎市豊岡地区は、古くから張り子達磨の生産が盛んな地区である。その中で、養蚕県である本県の土地柄から家鼠の退治を願って、明治初期に荻原氏の祖父の代より招き猫づくりを始めた。今では、商売繁盛、千客万来などの願いも込められ、縁起物として用いられている。全国的に豊岡の張り子玩具としても有名である。